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【Blog.6】人事担当者向け「④産業医はどうやって選べば良いか? 〜医師会について説明します〜」

 さて、今回は、「産業医の選び方」の初回で紹介した選択肢である「① 日本医師会」について説明します。

日本医師会は、そもそも産業医講習会を開催するなど、「日本医師会認定産業医」の資格を認定している「産業医の根幹たる組織」です。

初回でも書きましたが、全国どんな地域にも医師会がありますので、他の選択肢が無い地方では必然的にこちらになります。

【特徴】

・医師会に所属している医師(主に開業医)のみ

・委託料が高め

・地域で力を持っている医師が担当になる場合、しがらみが生じやすい
(例えば、老齢で、オンライン対応力・メンタル対応スキルがない場合でも変え辛いなど。)

以上の様な特徴があるという事は前述の通りです。

「どんな企業が医師会にお願いするべきか?」

についてですが、単純に田舎に会社がある場合は医師会にお願いするべきでしょう。

…というより、この場合は他に選択肢がないというのが実情かもしれません。

医師会は、世間一般的には「医師の為の団体」というイメージがあるかもしれませんが、地方、特に田舎では、医師会が起点となって地域の健康・医療にインフラとして貢献しているのは厳然たる事実です。

私も、産業医の講習会などで地域のDr.と話す機会があるのですが、休日を潰して田舎からはるばる講習を受けに来ている先生もいらっしゃって、その熱意にはただただ頭が下がるばかりです。

地域医療を支える熱心な先生がいらっしゃる一方、上述の様な長所・短所もあるので、
自社の立地なども鑑みて決めるのが良いかと思います。

→To be continued(続く)...


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ウェルストン産業医事務所 
代表 石井辰弥

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